自助(長文)
私たちは今から17年前の阪神淡路大震災の教訓として「自助」・「共助」・「公助」と言う
言葉を学んだ。「自助」とは災害(地震・台風・風水害・津波など)が発生してから三時間以
内は、自分及び自分の周りの人、家族、親戚が自分達の力だけで命を守ろうと行動することで
ある。もちろん、地震が起こった場合に机の下にもぐることも「自助」の一つである。
そして「共助」とはその後三日間は自分達の近所の人、地域の人達と助け合って行政の手を
借りずに命を守りあうことである。最後に「公助」すなわち行政の助けを求めることとなる。
決して行政の助けが遅いと文句を言ってはならないのである。
さて今回の東日本大震災やその津波、台風12号の風水害において被災者はこの三つの言葉が
実践できたであろうか?いろいろと周囲の話を聞いていると一番重要なのはやはり「自助」で
あって、その行動が生死を分けたと言っても過言ではないと聞く。
最近大阪でも、近々発生すると思われる東南海・南海地震が起きた場合に押し寄せる津波が
場合によっては大阪駅まで達し、地下街が埋没する恐れがあるとテレビや新聞で警告している。
元々、大阪市は大きな河川に囲まれており市街地の9割までが低地で自然排水が困難で津波や
大雨に弱い地形となっている。これを知ると我々も、もしもの場合に備えて「自助」の方法を
いろいろと考えておかなければならないのではないか?自分の家で災害に遭遇するとは限って
いないし、仕事場や学校そして移動中の電車やバスの中で遭遇するかもしれないのである。
我々の住んでいる地域も今から五十年ほど前までは、台風などによって浸水の被害を何度も
受けた苦い経験がある。近年は大阪市内全域で一時間当たり60㎜の大雨が降っても浸水被害が
出ないように下水道が整備されているらしい。しかし、この夏には一時間当たり77.5㎜の雨が
降り、大阪市内のいたる所で浸水被害が出てしまった。この地域も例外ではなく常に災害とは
関係のない街ではない事を頭に入れておかなければならない。
「災害は忘れたころにやってくる」この言葉は言い古された言葉であるかもしれないが実際に
近年の地震や風水害を目の当たりに見ているとうなづける言葉である。いつ災害が起こっても
それに対処できる心構えと訓練があれば、自分の命を守ることが出来る。忘れてはならない!
再度、この写真を掲げる。
言葉を学んだ。「自助」とは災害(地震・台風・風水害・津波など)が発生してから三時間以
内は、自分及び自分の周りの人、家族、親戚が自分達の力だけで命を守ろうと行動することで
ある。もちろん、地震が起こった場合に机の下にもぐることも「自助」の一つである。
そして「共助」とはその後三日間は自分達の近所の人、地域の人達と助け合って行政の手を
借りずに命を守りあうことである。最後に「公助」すなわち行政の助けを求めることとなる。
決して行政の助けが遅いと文句を言ってはならないのである。
さて今回の東日本大震災やその津波、台風12号の風水害において被災者はこの三つの言葉が
実践できたであろうか?いろいろと周囲の話を聞いていると一番重要なのはやはり「自助」で
あって、その行動が生死を分けたと言っても過言ではないと聞く。
最近大阪でも、近々発生すると思われる東南海・南海地震が起きた場合に押し寄せる津波が
場合によっては大阪駅まで達し、地下街が埋没する恐れがあるとテレビや新聞で警告している。
元々、大阪市は大きな河川に囲まれており市街地の9割までが低地で自然排水が困難で津波や
大雨に弱い地形となっている。これを知ると我々も、もしもの場合に備えて「自助」の方法を
いろいろと考えておかなければならないのではないか?自分の家で災害に遭遇するとは限って
いないし、仕事場や学校そして移動中の電車やバスの中で遭遇するかもしれないのである。
我々の住んでいる地域も今から五十年ほど前までは、台風などによって浸水の被害を何度も
受けた苦い経験がある。近年は大阪市内全域で一時間当たり60㎜の大雨が降っても浸水被害が
出ないように下水道が整備されているらしい。しかし、この夏には一時間当たり77.5㎜の雨が
降り、大阪市内のいたる所で浸水被害が出てしまった。この地域も例外ではなく常に災害とは
関係のない街ではない事を頭に入れておかなければならない。
「災害は忘れたころにやってくる」この言葉は言い古された言葉であるかもしれないが実際に
近年の地震や風水害を目の当たりに見ているとうなづける言葉である。いつ災害が起こっても
それに対処できる心構えと訓練があれば、自分の命を守ることが出来る。忘れてはならない!
再度、この写真を掲げる。
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